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「西組ドローン事業 さらなる飛躍を目指して」
建設業界におけるドローンの市場規模は、今後さらに重要性を増していくと予想され、社会インフラを支える主役になりつつあります。送電線業界でもドローンの需要は年々増加し、業務効率化や人手不足への対応として既に多くの功績を残しています。現在、西組でも500kV送電線鉄塔の支持物点検を実施しており、これまで電工が昇塔し点検していた作業が不要になり、安全面のリスク低減にも貢献しています。 さて、西組で実施しているドローン事業について改めてご紹介させて頂きますと、1.鉄塔支持物点検 2.架渉線点検 3.ロープ延線 4.物輸 5.送電線路の接近木調査(点群3Dモデル) 6.緊急時の対応(電線損傷等による早期の状況確認) 以上が主たる事業として挙げられます。最近では、点群3Dモデルによる土量計算(鉄塔基礎部)について、専用の解析ソフトを活用し、現場作業の省力化・迅速化に貢献できないか可能性を模索しています。西組がドローン導入開始をしてから5年。実証実験や操縦訓練に特に力を入れてきた結果、多くの場面で実用化につながっています。 今後もさらなる需要拡大に対応すべく、国家資格者の増員や、機材の充実化を進めていき、事業拡大に注力していきます。
『熱中症防止に向けた新たな取り組み』
令和7年度5月30日に第3回安全委員会と技術委員会が開催されました。「職場における熱中症対策強化について」令和7年6月1日に改正労働安全衛生規則が施行されます。熱中症のおそれがある作業員を早期に見つけ、その状況に応じ、迅速かつ適切に対処することにより、熱中症の重篤化を防止するため「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」が事業者に義務付けられました。それに伴い、会社で作成した熱中症のおそれのある作業員に対する手順と連絡体制について会議で周知されました。また、技術委員会からはCADを使ったクレーンによる鉄塔組立について鉄塔構造図を配置することにより、現行工法の課題と改善点による技術工法を洗い出し、今後講習会を開催することになりました。
「ドローンによる接近木調査の現場視察・ディスカッションの開催」
4月11日(金)、東北電力ネットワーク㈱主催による「ドローンによる接近木調査の現場視察・ディスカッション」が開催されました。東北電力ネットワーク㈱から本店・県外の電力センター含め12名の方々にご参加頂きました。 まずは現場にて、使用する機器の説明、そして実際に154kV送電線の1径間上空をドローン飛行させ、どのように点群データを取得しているか送信機画面をモニターに映し出し、視察頂きました。特定の樹木の樹高を測定棹にて実測した数値と、ドローン点群解析ソフトでの測定値を比較したところ誤差は無く、改めてドローン・解析ソフトの正確性を確認することができました。その後、弊社社屋において、これまでの経緯や、点群データの解析方法等を紹介させて頂きました。参加された皆様には多くのご質問を頂き、大変有意義なディスカッションとなりました。 ドローンを活用した接近木調査の取り組みから約半年ばかりですが、東北電力ネットワーク㈱盛岡電力センターをはじめ、色々な方のサポート・ご協力のおかげでスピード感をもった成果を発揮することができております。この度、このような場を設けて頂いた東北電力ネットワーク㈱の皆様、また遠方よりお越し頂いた皆様、誠にありがとうございました。
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