工事事例

株式会社 西組の「工事事例」を紹介いたします。

工事の流れ(送電線工事)

基礎工事

 

鉄塔建設では、鉄塔の土台となる基礎工事が重要となります。そのため、建設場所の地質や地盤の調査を綿密に実施し、基礎の規模や仕様を決定します。
写真は基礎コンクリート底部の鉄筋を組んでいる様子ですが、図面を確認しながら鉄筋の間隔を調整しているところです。

鉄塔組立工事

 

基礎工事が終わると鉄塔組立をします。
鉄塔は30m前後から100mを超えるものまでありますが、鉄塔の高さによって使用するクレーンを選定して組立を行います。
クレーンを使用するのは主に平坦地ですが、山間部でクレーン車を使用できないような場所では、台棒工法で組み立てします。

架線工事(延線作業)

 

鉄塔が出来上がると、次は各鉄塔間に電線を張る架線工事になります。電線の延ばし方は、最初はロープ、次にワイヤーロープ、電線の順で行います。この一連の電線を延ばす作業を延線作業といいます。
左の写真は最初のロープを延ばしている様子です。

 

ロープを延ばす延線作業も、山間部や大きな河川横断などではヘリコプターを使用します
左の写真はヘリコプターに吊り下げられたロープを各鉄塔に掛けていく様子で、鉄塔では作業員が待機しています。

架線工事(緊線作業)

 

各鉄塔間に延ばした電線は、決められた鉄塔間のたるみに合わせて張り上げ、鉄塔に取り付けていきます。
架線工事は「送電の花形」と言われ、高度な技術と熟練を要します。

完成

 

平成22年当社が施工した夕焼けに写る酒田北港B線電線張替工事です。

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