2025-07-07 17:44:55 お知らせ
「西組ドローン事業 さらなる飛躍を目指して」

建設業界におけるドローンの市場規模は、今後さらに重要性を増していくと予想され、社会インフラを支える主役になりつつあります。送電線業界でもドローンの需要は年々増加し、業務効率化や人手不足への対応として既に多くの功績を残しています。現在、西組でも500kV送電線鉄塔の支持物点検を実施しており、これまで電工が昇塔し点検していた作業が不要になり、安全面のリスク低減にも貢献しています。
さて、西組で実施しているドローン事業について改めてご紹介させて頂きますと、1.鉄塔支持物点検 2.架渉線点検 3.ロープ延線 4.物輸 5.送電線路の接近木調査(点群3Dモデル) 6.緊急時の対応(電線損傷等による早期の状況確認)
以上が主たる事業として挙げられます。最近では、点群3Dモデルによる土量計算(鉄塔基礎部)について、専用の解析ソフトを活用し、現場作業の省力化・迅速化に貢献できないか可能性を模索しています。西組がドローン導入開始をしてから5年。実証実験や操縦訓練に特に力を入れてきた結果、多くの場面で実用化につながっています。
今後もさらなる需要拡大に対応すべく、国家資格者の増員や、機材の充実化を進めていき、事業拡大に注力していきます。