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『大型重機による鋼管鉄塔組立』
キオクシア岩手線新設工事(15万4千V2回線)基礎工事が終え鉄塔組立が10月22日から始まりました。これまで工期に間に合うように基礎工事でも工夫を重ねて工事が進められて来ました。今回、組立する鉄塔は高さ50m、重量約80tの鋼管鉄塔です。大型移動式クレーン搬入に伴い仮設の手直し、アウトリガーの位置、クレーンの性能表を参考に入念に検討して鉄塔組立に臨みました。主材で約3t もあり、鉄塔部材はほとんど一人で持てる部材はありません。地組用の移動式クレーンと鉄塔組立用の移動式クレーン2台を使用しての鉄塔組立となりました。2台の移動式クレーン使用により工程も縮めることもできました。組立時には電工が主材の吊り位置と鉄塔の骨組となる複材の吊り位置を慎重に確認してクレーンで吊り上げていました。こうした作業員の経験と技術に支えられていると実感してきました。