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『DJI FLY CART 100 試験飛行を実施 電線補修現場での実運用へ向けた確認を行いました』
5月25日、弊社では研修鉄塔を活用し、重量物運搬ドローン「DJI FLYCART100」の試験飛行を実施しました。当日は天候にも恵まれ、快晴のもとで安全に各種確認を行うことができました。今回の試験は、5月28日に予定している停電作業での電線補修に向け、工具運搬時の重量確認と、バッテリー1個搭載時・2個搭載時それぞれの飛行性能を検証することを目的としたものです。DJI FLYCART100は、シングルバッテリーとデュアルバッテリーの両構成に対応し、運搬重量や飛行条件に応じて運用方法を選択できる重量物輸送向けの機体です。今回の現場は地形条件が厳しく、電工が空荷の状態で現場へ向かうだけでも困難な場所であるため、従来の人力による搬送では作業者の負担が大きく、安全面や作業効率の確保が大きな課題となっていました。そこで今回の作業では、電工の腰道具に加え、昼食を含む必要物資についてもドローンで輸送する計画です。試験飛行では、実際の運用を想定しながら積載時の安定性、飛行時の挙動、バッテリー構成による違いを確認し、本番作業に向けた準備を進めました。山間部や急傾斜地、資機材の持ち運びが難しい現場において、物流ドローンの活用は作業負担の軽減だけでなく、安全性向上や作業時間短縮にもつながる有効な手段です。弊社では今後も、こうした新しい技術を積極的に取り入れ、現場の省力化と安全確保、そしてより効率的な施工体制の構築に取り組んでまいります。今回の試験結果を5月28日の実作業にしっかりと生かし、より安全で確実な運用につなげていきます。
『点群3Dモデルで学ぶ送電設備研修会』
4月24日、西組研修センターにて「点群3Dモデルで学ぶ送電設備シミュレーション研修会」を開催しました。当日は社内外から20人が参加し、ドローンで取得した点群データを業務へ活用するための基礎と実践を学びました。本研修は、現地調査や検討作業の効率化・高度化を図ることを目的として実施したものです。送電設備の計画・保全業務では、平面図・縦断図・写真・現地確認を組み合わせて状況を把握するのが一般的ですが、地形や周辺環境が複雑化する中で、立体的な状況を十分に捉えきれず、判断に時間を要したり追加の現地確認が必要になったりするなどの課題があります。特に、立ち入りが難しい箇所では、安全かつ確実に情報を取得できる手段が求められています。研修では、点群3Dモデルを用いることで「現場を一度で、広範囲かつ高精度に把握できる」点を中心に解説しました。立体的な視点で地形・構造物・周辺障害物を確認できるため、机上での検討精度が上がり、危険箇所への立ち入り回数の低減にもつながります。また、関係者間で同じ3Dデータを共有することで認識のズレを減らし、検討のスピードアップが期待できます。さらに、取得した点群に公図等を重ね合わせることで、座標取得、仮設計画の検討、構造物の離隔調査など、幅広いシミュレーションに展開できることを紹介しました。あわせて、3月中旬に導入した新機材(Matrice 400+L3)について、従来使用していた機体と比較し、レーザー性能の向上により点群の密度が大幅に高まり、細かな凹凸まで捉えられるようになった点を説明しました。データ容量は増えるものの、その分、現場の再現性が高く、解析・判断がよりスムーズになります。当日は実際の点群モデルを用いたデモンストレーションも行い、参加者が3D空間上で設備や地形を確認しながら、業務への適用イメージを具体化できる内容としました。今後も点群データの活用範囲を広げ、より安全で効率的な送電設備業務の実現に取り組んでいきます。
新研修センターで「2026年度第1回安全推進会議・技術委員会」を開催しました
株式会社西組では、2026年3月31日、新築された研修センターにおいて「2026年度 第1回安全推進会議」ならびに「技術委員会」を全員参加で開催しました。新しい施設ならではの学習環境のもと、年度初めの重要な節目として、安全活動の現状確認と今後の取り組みの方向性を共有しました。安全推進会議(安全推進担当)では、労働災害・交通災害・ヒヤリハットに関する発生状況の報告と再発防止に向けた注意点の確認を行い、日々の作業に潜むリスクを「見える化」して未然防止につなげることを改めて徹底しました。あわせて、安全パトロールの実施結果について、良好事例の水平展開と指摘事項の是正に向けた対応方針を確認し、現場改善のスピードと確実性を高めることを申し合わせました。さらに、2025年度の安全推進会議活動報告として、年間の重点取り組みの成果と課題を振り返り、2026年度の活動計画では、教育・周知の強化、ルール遵守の定着、報告・連絡・相談の質向上など、具体的な行動目標をもって推進していくことを確認しました。年間活動として継続してきた「言葉と言葉で交わす確認会話」についても、実践の成果と反省点を共有し、復唱・指差呼称・相互確認の定着による伝達ミス防止を、引き続き全員で徹底していきます。技術委員会からは、ドローンで取得した点群データを活用した仮設道路の作成に関する発表があり、現場計画の精度向上や作業効率化への期待が示されました。加えて、今後のソフト導入に向けた意見交換を行い、運用面・教育面の課題を洗い出しながら、現場に根付く仕組みづくりを進める方針を確認しました。今回の会議で共有した内容を確実に実行へ移し、全員参加の安全文化をさらに強固なものとすることで、災害ゼロの達成に向けて取り組んでまいります。
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