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『楔クランプ導入に伴う勉強会』
令和8年6月26日、「楔クランプ導入に伴う勉強会」を開催しました。当日は班長をはじめ関係者約25名が参加し、両くさび形引留クランプの構造や取付け手順、施工時の留意点について理解を深めました。本研修は、延線後の作業品質の向上と安全施工の徹底を目的として実施したものです。研修では、主に「取付け準備」「楔本体の取付け」「楔の押込み」「ジャンパー金具取付け」の各工程について、実際の施工を想定しながら確認を行いました。両くさび形引留クランプは、確実な取付けと適切な管理が求められる重要な資機材であり、参加者は作業手順だけでなく、施工前の確認事項や取付け後の点検ポイントについても真剣に学びました。特に参加者の関心を集めたのは、ジャンパー線の実長を求めるための計算方法です。円弧法によるジャンパー計算では、カテナリー角を抽出し、プレハブ計算によってジャンパー線の必要長を算出します。現場での仕上がりに直結する内容であるため、参加者からは多くの質問が寄せられ、計算の考え方や数値の扱いについて活発な意見交換が行われました。また、研修の後半ではCADを用いたジャンパー線の検討も実施しました。図面上でジャンパー線の形状や余長を確認することで、計算結果と実際の施工イメージを結び付けることができ、参加者にとって非常に実践的な学びの場となりました。従来の経験に基づく判断に加え、計算と図面確認を組み合わせることで、より精度の高い施工計画につながることを再確認しました。今回の勉強会を通じて、楔クランプの導入に向けた理解が一層深まるとともに、現場における安全性・品質・効率性の向上に向けた意識共有を図ることができました。今後も新しい技術や資機材に対する知識習得の機会を継続的に設け、社員一人ひとりの技術力向上と安全施工の実現に努めてまいります。
『DJI FLY CART 100 試験飛行を実施 電線補修現場での実運用へ向けた確認を行いました』
5月25日、弊社では研修鉄塔を活用し、重量物運搬ドローン「DJI FLYCART100」の試験飛行を実施しました。当日は天候にも恵まれ、快晴のもとで安全に各種確認を行うことができました。今回の試験は、5月28日に予定している停電作業での電線補修に向け、工具運搬時の重量確認と、バッテリー1個搭載時・2個搭載時それぞれの飛行性能を検証することを目的としたものです。DJI FLYCART100は、シングルバッテリーとデュアルバッテリーの両構成に対応し、運搬重量や飛行条件に応じて運用方法を選択できる重量物輸送向けの機体です。今回の現場は地形条件が厳しく、電工が空荷の状態で現場へ向かうだけでも困難な場所であるため、従来の人力による搬送では作業者の負担が大きく、安全面や作業効率の確保が大きな課題となっていました。そこで今回の作業では、電工の腰道具に加え、昼食を含む必要物資についてもドローンで輸送する計画です。試験飛行では、実際の運用を想定しながら積載時の安定性、飛行時の挙動、バッテリー構成による違いを確認し、本番作業に向けた準備を進めました。山間部や急傾斜地、資機材の持ち運びが難しい現場において、物流ドローンの活用は作業負担の軽減だけでなく、安全性向上や作業時間短縮にもつながる有効な手段です。弊社では今後も、こうした新しい技術を積極的に取り入れ、現場の省力化と安全確保、そしてより効率的な施工体制の構築に取り組んでまいります。今回の試験結果を5月28日の実作業にしっかりと生かし、より安全で確実な運用につなげていきます。
『点群3Dモデルで学ぶ送電設備研修会』
4月24日、西組研修センターにて「点群3Dモデルで学ぶ送電設備シミュレーション研修会」を開催しました。当日は社内外から20人が参加し、ドローンで取得した点群データを業務へ活用するための基礎と実践を学びました。本研修は、現地調査や検討作業の効率化・高度化を図ることを目的として実施したものです。送電設備の計画・保全業務では、平面図・縦断図・写真・現地確認を組み合わせて状況を把握するのが一般的ですが、地形や周辺環境が複雑化する中で、立体的な状況を十分に捉えきれず、判断に時間を要したり追加の現地確認が必要になったりするなどの課題があります。特に、立ち入りが難しい箇所では、安全かつ確実に情報を取得できる手段が求められています。研修では、点群3Dモデルを用いることで「現場を一度で、広範囲かつ高精度に把握できる」点を中心に解説しました。立体的な視点で地形・構造物・周辺障害物を確認できるため、机上での検討精度が上がり、危険箇所への立ち入り回数の低減にもつながります。また、関係者間で同じ3Dデータを共有することで認識のズレを減らし、検討のスピードアップが期待できます。さらに、取得した点群に公図等を重ね合わせることで、座標取得、仮設計画の検討、構造物の離隔調査など、幅広いシミュレーションに展開できることを紹介しました。あわせて、3月中旬に導入した新機材(Matrice 400+L3)について、従来使用していた機体と比較し、レーザー性能の向上により点群の密度が大幅に高まり、細かな凹凸まで捉えられるようになった点を説明しました。データ容量は増えるものの、その分、現場の再現性が高く、解析・判断がよりスムーズになります。当日は実際の点群モデルを用いたデモンストレーションも行い、参加者が3D空間上で設備や地形を確認しながら、業務への適用イメージを具体化できる内容としました。今後も点群データの活用範囲を広げ、より安全で効率的な送電設備業務の実現に取り組んでいきます。
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