ニュース
サイトの更新情報や、西組からのお知らせ等を掲載しています。

ニュース一覧

カテゴリ

アーカイブ

検索

『送電設備の多角的検討と3Dシミュレーション』
送電設備の建設・保守においては、平面図や縦断図などの図面情報に加え、現地確認を行いながら地形、既設設備、周辺環境を把握し、施工方法や安全対策を検討しています。しかし、山間部や急傾斜地など複雑な地形では、二次元の図面だけで高低差や設備相互の位置関係を正確に把握することが難しく、検討に時間を要する場合があります。また、確認不足を補うために追加の現地調査が必要となるなど、業務効率や安全面にも課題があります。特に、樹木が密集した場所、谷部、急斜面など、人が容易に立ち入れない場所での測量や調査には、移動時の危険や作業時間の増加が伴います。こうした課題の解決に向け、当社ではドローンで取得した点群データを活用し、現場を立体的に再現する3Dモデルの利用を進めています。ドローンを飛行させることで、広範囲の地形や構造物の情報を短時間で収集でき、作業員が危険箇所へ立ち入る機会を減らすことができます。取得した点群データから作成する3Dモデルでは、地形の起伏、鉄塔や電線、道路、樹木、周辺構造物などを一つの画面上で多角的に確認できます。任意の位置から距離や高さを確認できるため、設備配置、資機材の運搬経路、重機の設置位置、伐採範囲、離隔距離などの検討を事務所内で効率的に行えます。さらに、複数の施工案を立体的に比較し、完成後の状態や作業手順を事前にシミュレーションすることで、関係者間の認識を共有しやすくなり、打合せや意思決定の迅速化にもつながります。3Dモデルは、施工計画だけでなく、安全教育や施工前の危険予知、発注者への説明、完成後の維持管理にも活用できます。現場の状況を視覚的に共有することで、経験や専門分野が異なる関係者にも理解しやすい説明が可能となり、見落としの防止や検討精度の向上が期待できます。また、現地確認の回数や移動時間を抑えることで、業務の省力化にも貢献します。当社は今後も、ドローン点群3Dモデルを積極的に活用し、安全性の向上、作業時間の短縮、施工品質の確保を図りながら、送電設備に関する検討業務の高度化とデジタル化を推進してまいります。
『令和8年度 第1回 株式会社西組 安全大会を開催しました』
令和8年8月7日(金)、株式会社西組研修センターにおいて、「令和8年度 第1回 株式会社西組 安全大会」を開催しました。本大会は、当社の安全衛生活動を全社員で再確認し、上期の取り組みを振り返るとともに、下期に向けた改善とさらなる安全意識の向上を図ることを目的として実施したものです。 令和8年度の株式会社西組安全衛生管理方針では、「安全衛生はすべての業務に優先する」という基本理念のもと、「労働災害ゼロ・施工ミスゼロ」を目標に掲げています。また、今年度は「挑戦と成長」をテーマとし、日々の業務の中で一人ひとりが安全を最優先に考えながら、新たな課題に前向きに取り組み、会社全体として成長していくことを目指しています。今回の安全大会では、この方針を実現するための取り組みとして、会社全体の活動に加え、各課・各班がそれぞれの職場環境や作業内容に合わせて設定した具体的な目標について、上期の成果や反省、下期に向けた取り組みを発表しました。発表では、日常業務における安全確認の徹底、作業手順の見直し、情報共有の強化、ヒヤリハットの活用など、各現場の実情に即した実践的な取り組みが報告されました。また、各発表に対して質疑応答や講評が行われ、最後には総評として、取り組み内容や成果について数値による評価も実施しました。これにより、これまでの活動を客観的に振り返るとともに、今後の課題を明確にする機会となりました。さらに、当社で推進しているアクションプランについても、上期の成果と反省が報告されました。計画に対する進捗状況を確認し、達成できた点や改善が必要な点を全体で共有することで、下期の活動につなげる意識を高めました。そのほか、安全教育として、感電防止に関する視聴覚研修、送り出し教育、安全の基本に関する動画研修、振動工具取扱者に対する振動障害防止のための安全衛生教育なども実施しました。いずれも現場での安全作業に直結する重要な内容であり、参加者一人ひとりが改めて安全の大切さを学ぶ機会となりました。西組では、今後も「安全衛生はすべての業務に優先する」という基本理念を大切にし、全社員が一丸となって労働災害ゼロ・施工ミスゼロの達成を目指してまいります。また、挑戦と成長の姿勢を持ち続け、安全で信頼される施工体制の確立に努めてまいります。
『ドローンを活用した塔上への工具・資材運搬の実証について』
当社では、送電線工事における安全性の向上と作業効率化を目的として、ドローンを活用した塔上への工具・資材運搬の実証に取り組んでいます。7月13日、訓練鉄塔において、送電線作業で使用する約20キログラムの工具および資材を、ドローンにより電線上で宙乗り作業を行う電工へ安全に運搬できるか確認しました。今回の実証では、地上で資材をドローンのフックに確実に取り付けたうえで離陸し、オペレーターが無線で位置や動きを確認しながら、塔上で待機する電工のもとへ慎重に荷物を降ろしました。電工は荷物を受け取った後、フックを解除し、運搬完了を確認しました。また、上空でホバリングしている状態で操縦者を切り替える場面についても検証し、複数の操縦者による連携が必要な状況でも、問題なく対応できることを確認しました。この実証結果を踏まえ、7月21日の停止作業において、実際の現場で実施しました。実施した現場は、径間約640メートルの一級河川横断箇所で、154kV2回線のうち1回線を停止して行う地線付属品交換作業です。従来は、電工が工具や資材を身に付けて塔上へ移動する必要がありましたが、フルハーネス型墜落制止用器具の使用により装備重量は増加しており、作業者の身体的負担は大きくなっています。ドローンによる運搬を導入することで、電工が「手ぶら」で塔上できる環境を整え、体力的な負担の軽減、安全性の向上、作業時間の短縮、さらには省力化につながることが期待されます。今後も当社では、現場で働く社員の安全を最優先に考えながら、DXや新技術の活用を積極的に進め、より安全で効率的な施工体制の確立に取り組んでまいります。
23456789101112131415161718192021222324252627282930313233343536373839