ニュース
サイトの更新情報や、西組からのお知らせ等を掲載しています。
『難易度の高いドローンによるロープ延線』
岩手県八幡平市で行われている1707G21支線新設工事。いよいよ本格的に架線工事が始まりました。現場は山間部で高い樹木の森林地帯です。今回の延線工事はNo.9号~No.24号間の延線工事です。第一延線は、No.15号~No.24号間9径間 総延長2279mで高低差102mの径間もあります。西組では架線工事の敷設前のロープ延線に積極的にドローンを活用しています。ドローン延線が行われる現場は、高い樹木で次の鉄塔が見えない状況下ですので目視外飛行となり難易度の高いロープ延線です。それに伴い西組では、作業を安全に施工する目的としたドローンの操縦訓練を7月8日から西組訓練鉄塔で実施しました。目視外飛行での実証試験、飛行方法も整理して7月14日のロープ延線に臨みました。ロープ延線当日の天候は曇り風速4mでした。各鉄塔の塔上に電工さんに待機して頂き、ドローンは70mまで上昇して障害物の樹木を軽々と越え、塔上で待ち構える電工さんに無事に送り届けました。この写真はロープ延線に使用したドローン『mazex延助Ⅳ 2オペレータ制』です。