岩洞線地線張替工事（6万6千V 2回線）片側回線停止しての地線張り替え工事です。この工事では、地線落下と活線側に地線が近づかないのを確実に防ぐため１４mmケプラーロープを母線にした、二輪金車で地線を支える「吊金工法」を適用して張り替え工事を進めています。いくら「吊金工法」でも風が強く、方向によって地線が活線側に接近します。作業員の心理として撤去の地線が活線側に近づいていないか常に気を引き締めて作業に取り組んでいます。今回、この現場を担当する最前線の総括班長から充電部への近接作業にならざるを得ない状況下でのリスク軽減と安全確保の「改善と工夫」の必要性があると話をされました。吊金コードを折り返して使用し、コードをビニール管で保護する事によって吊金が反転しやすいと提案され、全区間に適用した張り替え工事を実施しています。今後もさらなる安全推進と技術の維持向上に向けた活動をお願いします。（ドローンで空撮させて頂きました）