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『自社のドローンによるロープ延線』
西組では架空送電線の延線工事にドローンの導入を始めています。8月3日八幡平市の松川線地熱太陽光支線新設工事でロープ延線に活用しました。ドローンの機種は 「MAZEX延助Ⅲ架線用」2オペレーション仕様です。分岐鉄塔No.42号~No.9号の4径間1139mです。分岐鉄塔No.42号で浮上ドローンは一気に60mの上空まで上昇し、弛度15m以内を維持して重要横過箇所を越え、鉄塔上で待ち構えている塔上作業員に4mmロープを送り届けました。送電関係者も多数見学に訪れている中、200倍ズームカメラを備えているRTK300で延線しているドローンを追跡して空撮しました。西組単独でドローンによるロープ延線工事では、初めての導入だったので、今後幅広い活用を目指し、実証を進めて検討していきたいと思っています。