秋田市で行われている東北電力ネットワーク(株)秋田臨海線は、秋田火力発電所から秋田変電所に至る架空２回線、こう長５．５８㎞です。電線は特殊サイズ１１６０mm2 の単導体から６１０mm2 複導体へ変更しての電線張り替え工事です。今回の工事は、No.１７号～No.２０号間の電線張り替え工事を実施しています。秋田臨海線張り替え工事は、今年で全ての張り替え工事を終了します。張り替え工事の電線 (１１６０mm2)の１mあたりの重さが約４㎏ で緊線張力は約７t　延線に使用する工具等は今までにない大きな工具になりました。ドラム場とエンジン場に延線車２台を設置し、張力を下げての延線なので１６mmワイヤーを母線にした『吊金工法』全区間に適応しました。１6mmワイヤーで既設電線を撤去してからワイヤーに新しい電線へ替えての延線です。巻き取り終えた古い電線をドラム架台から取り外すためクレーン使用しての作業です。