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『点群3Dモデルで学ぶ送電設備研修会』
4月24日、西組研修センターにて「点群3Dモデルで学ぶ送電設備シミュレーション研修会」を開催しました。当日は社内外から20人が参加し、ドローンで取得した点群データを業務へ活用するための基礎と実践を学びました。本研修は、現地調査や検討作業の効率化・高度化を図ることを目的として実施したものです。送電設備の計画・保全業務では、平面図・縦断図・写真・現地確認を組み合わせて状況を把握するのが一般的ですが、地形や周辺環境が複雑化する中で、立体的な状況を十分に捉えきれず、判断に時間を要したり追加の現地確認が必要になったりするなどの課題があります。特に、立ち入りが難しい箇所では、安全かつ確実に情報を取得できる手段が求められています。研修では、点群3Dモデルを用いることで「現場を一度で、広範囲かつ高精度に把握できる」点を中心に解説しました。立体的な視点で地形・構造物・周辺障害物を確認できるため、机上での検討精度が上がり、危険箇所への立ち入り回数の低減にもつながります。また、関係者間で同じ3Dデータを共有することで認識のズレを減らし、検討のスピードアップが期待できます。さらに、取得した点群に公図等を重ね合わせることで、座標取得、仮設計画の検討、構造物の離隔調査など、幅広いシミュレーションに展開できることを紹介しました。あわせて、3月中旬に導入した新機材(Matrice 400+L3)について、従来使用していた機体と比較し、レーザー性能の向上により点群の密度が大幅に高まり、細かな凹凸まで捉えられるようになった点を説明しました。データ容量は増えるものの、その分、現場の再現性が高く、解析・判断がよりスムーズになります。当日は実際の点群モデルを用いたデモンストレーションも行い、参加者が3D空間上で設備や地形を確認しながら、業務への適用イメージを具体化できる内容としました。今後も点群データの活用範囲を広げ、より安全で効率的な送電設備業務の実現に取り組んでいきます。
新研修センターで「2026年度第1回安全推進会議・技術委員会」を開催しました
株式会社西組では、2026年3月31日、新築された研修センターにおいて「2026年度 第1回安全推進会議」ならびに「技術委員会」を全員参加で開催しました。新しい施設ならではの学習環境のもと、年度初めの重要な節目として、安全活動の現状確認と今後の取り組みの方向性を共有しました。安全推進会議(安全推進担当)では、労働災害・交通災害・ヒヤリハットに関する発生状況の報告と再発防止に向けた注意点の確認を行い、日々の作業に潜むリスクを「見える化」して未然防止につなげることを改めて徹底しました。あわせて、安全パトロールの実施結果について、良好事例の水平展開と指摘事項の是正に向けた対応方針を確認し、現場改善のスピードと確実性を高めることを申し合わせました。さらに、2025年度の安全推進会議活動報告として、年間の重点取り組みの成果と課題を振り返り、2026年度の活動計画では、教育・周知の強化、ルール遵守の定着、報告・連絡・相談の質向上など、具体的な行動目標をもって推進していくことを確認しました。年間活動として継続してきた「言葉と言葉で交わす確認会話」についても、実践の成果と反省点を共有し、復唱・指差呼称・相互確認の定着による伝達ミス防止を、引き続き全員で徹底していきます。技術委員会からは、ドローンで取得した点群データを活用した仮設道路の作成に関する発表があり、現場計画の精度向上や作業効率化への期待が示されました。加えて、今後のソフト導入に向けた意見交換を行い、運用面・教育面の課題を洗い出しながら、現場に根付く仕組みづくりを進める方針を確認しました。今回の会議で共有した内容を確実に実行へ移し、全員参加の安全文化をさらに強固なものとすることで、災害ゼロの達成に向けて取り組んでまいります。
『点群3Dとドローンで推進するDX(西組UÀS運用管理室)』
西組では、点群データを基盤とした3Dモデルを活用し、送電設備の調査・設計・施工の高度化に取り組んでいます。点群データは現地の地形や設備周辺環境を高精度に可視化できるため、これまで経験や目視に依存していた確認・判断を、より客観的かつ効率的に行えることが特長です。現在の主な活用例として、①樹木離隔調査(保守計画・伐採計画の精度向上)、②鉄塔基礎部における土量判定(施工計画の最適化)、③送電線ルートのシミュレーション(地形条件・支障物の事前把握)、④複雑な分岐鉄塔における検討(装柱確認や施工手順の検討)を進めています。さらに、ドローンによる物資搬送にも取り組み、山間部等での運搬負荷の低減や安全性向上につなげています。 当社では5年前にドローングループを立ち上げて以来、機体性能やセンサー、解析技術の進化に合わせて運用を拡大してきました。近年は人手不足や高齢化といった課題が顕在化する中、送電業界においてもDXの推進が重要なテーマとなっています。そこで昨年、DXチームを新たに立ち上げ、現場起点で「データを活かす仕組みづくり」と「業務プロセスの改善」を継続的に検討・実践しています。 そしてこの流れをさらに加速させるため、ドローングループを「UAS運用管理室」として整備し、本格的な運用体制の強化に着手しました。安全管理・教育体制の充実、運用ルールの標準化、データ活用の推進を一体で進めることで、現場の安全と品質を守りながら生産性向上を実現していきます。西組はこれからも新しい技術に挑戦し、持続可能な送電インフラの実現に貢献してまいります。
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